不動産登記
登記は権利関係を明確、確実にし、思わぬトラブルを防ぐもので、自分の権利を守るものです。
例えば、あなたが購入した土地が第三者にも二重に譲渡され、第三者が先に登記を済ませると、あなたは購入した土地の所有権をめぐり、その者と争うことになってしまいます。
また、台風で自己の家屋が損傷して修理をするとき、名義が違うことを理由に保険会社が補償の支払いをためらうことが有ります。
いざ不動産処分となった時には、所有者の登記が必要になり、一度に関連する多くの戸籍を集めねばならず、費用も作業も膨大なものとなってしまいます。
更に近年、多くの相続財産の未登記が社会問題視されています。
不動産所有者不明のため、道路工事等の公共事業が進まず、荒れ果てた危険な家の取り壊しも困難な状態となっています。
そのようなことにならないように現状の権利関係に合わせた登記を速やかに済ませましょう。